矢野さん1

シニアマネージャー 矢野 正二 / YANO Syouji

この業界に入ったきっかけは?

若いころは、製薬会社の営業で薬局まわりをしていました。1人息子で長男だったのもあり、地元である香川県へ戻ってきました。
そこから広告会社を経て、建設機器業界へ飛び込んだのが始まり。業界歴は約50年になりました。
社長である蒲生君が前の会社に新入社員として入社してきて、僕が1年半程、教育係として連れて歩いていました。
そこから僕が先に退職をし、しばらくして独立すると聞いたので、もちろん応援するよ、と。その後、来てくれないかと打診され、2020年の4月に入社しました。
会社ができて3年、人に恵まれたな、と思います。蒲生君の人徳もありますが、彼を気に入って応援してくれている人の存在のおかげで会社は大きくなってきています。自分はあと何年くらいできるかわからないですが、できるだけ手伝いたいですね。

矢野さん2

10年後どうなっていると思いますか?

業界自体、IT化が進んでいますが、修理はそうはいかないと思います。ロボットに任せられることは溶接くらいではないでしょうか。
また、建設機械は今の消費ブームから見ても息が長いですね。20年、30年と使っているものだと、IT搭載がないので、昔の人の手や知識が必要になります。
機械の不具合の原因の核が何なのかは、人の手と目が入らないとおそらく解りません。おそらく、無くならない仕事ではないかと思います。

どんな人が会社で活躍できそうですか?

どんな人でも大丈夫と思います。(笑)ものを売る、ということの基本は一緒。ものを知って、売ることができるかどうか。やる気と、嘘をつかないことが大事です。それがひとつの信用の積み方です。うさぎとカメの寓話のように、先にスタートをきって、コツコツ経験を積んでいけば着実に先に進むし、追い付けない存在になります。

矢野さん3

社長に矢野シニアマネージャーについて伺いました!

矢野さん4

新卒社会人のころにとてもお世話になったのが矢野さんです。僕の人生の師匠ですね。
クセが強い人だなあ、と思いましたが、彼は嘘をつかないし、自分を持っている人。世の中のことに対しても、商売のことに対しても、一番正論を言っている人だと思います。仕事をするうえでも、正しい考え方を教えてもらいましたね。

新入社員のころ、紹介してもらったお客様のところへ、勝手に自分ひとりで直接商談をしに行ったことがあるんです。そのとき、それは違う!とかなりお叱りを受けました。「最初に発生した人から物事を進めていかない」といけないと教えてもらいました。当時は、どうしてでも機械を売りたい!という頭が先行し、とにかく行動あるのみ!と思っていたころ。そんな僕は、矢野さんから仕事をするうえでたくさんの知識をつけていただきました。

矢野さんが引退して、別のところで一時期働いていました。そして、僕は起業したころから矢野さんと一緒にやりたいと思っていたんです。きっと、手伝ってと言えば、助けてくれるような気はしていて。というか言わなくても来てくれたんじゃないかなと。(笑)息子のようにかわいがってもらいました。僕にとって人生の師匠なので、来てもらうときには「死ぬまで雇います!」と、終身雇用を約束しました。

1日は、基本的にはずっとフリーでいてもらってます。指示は特にしていません。その必要性がないんですよね。僕たちが困ったことがあったら助けてもらっています。彼にとっても、遊びと仕事が一緒なので、客先へふらっと遊びに行って仕事を取ってきたり、ということもしばしば。他の社員に対して、ちょっとしたことを注意してくれるのも助かっています。ゴミが落ちてるぞ、服が干しっぱなし、とか。(笑)僕たちが見えないところを見てくれている。母親的な存在でもあります。

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