会社創業までの構想期間はどのくらいでしたか?

蒲生:構想期間は2~3か月くらいです。

新名:最初は冗談交じりにダラダラ喋ってましたね(笑)

蒲生:電話したり、新名の家で仕事中に一緒にゲームしてたときとか。しんどい時期だったんですよね。前の会社の方針や経営者と合わなかったり、上司が飛んでしまったり、真逆の潮目のタイミングがあったころでした。
何をするは決めていませんでした。今と全く違う案件があったので、いつ、誰がどうやめるかを僕が絵を描いて。3人で辞めてその案件やろうとしていました。ですが、それも辞めたほうがいいと判断して、会社を作ろうか、という話にすぐなりました。足元を固めずに動き出したのが良かったのかもしれません。そのときは、儲けたい!としか考えていませんでした。(笑)なんとか大金持ちになってやろう、という少年のような気持ちでしたね。

創業ストーリー2

もうひとりの方はどんな方ですか?

蒲生:久保は元々前職の同期。高卒入社だった彼とは、年齢差がありました。もともと僕が、前職で辞めると言っていた彼を引き止めていたのもあり、自分が辞めるタイミングで一緒に辞めました。今は新規事業を開拓してもらっています。

創業ストーリー3

どんな流れで会社を設立に?

蒲生:3人でやろうとしていた案件がダメだなと思い、今、本社オフィスとして借りているビルのオーナーに相談に乗ってもらっていました。そして、ここを拠点に会社を作ろう、ということになり、何したらいいのかという話に発展しました。起業当時、周りからは「元々企んでいただろう?」と言われていましたが、本当に何をするかは全く決めていませんでした。前の会社を辞めることだけは企んでいました。なので、まずは社名を話し合いました。(笑)社名の候補は2パターンありましたね。
新名:まず、(株)GAMOH。僕はこれがゴリ推しだったんですよ。(笑)でも、首を縦に振ってくれなくて。

蒲生:「G」は入れよう、と言いました。あと、スタートが3人なので、「Gスリー」にするか?とか。「3」から発想させて、ラテン語の「TRES」を使おうと。発音自体は、実は「トレース」なのですが、「トレス」が言いやすいので読み方は変えました。中性的な、謎多き感じにしたかったんです。そこから、会社のロゴに、不可能図形(ベンローズの三角形)を使って、Gになるようにいじってよ、と新名に頼みました。

新名:キャドを使って、三角を切ってロゴを作るのが最初の僕の仕事でした(笑)

創業ストーリー4

転機はいつですか?

蒲生:とりあえず、自分達ができることをやりました。得意分野を事業内容にして、元々のお客さんに挨拶しに行って。そこで初めて、サラリーマン時代は会社の看板で仕事をしていたということに気づきました。自分ではなく、「会社のお客さん」だったんだな、と感じました。だからこそ、自分達の会社の力を強めていかないといけないな、と意識しました。そこで、お客さんが困っていることは何だろう?と考え、修理やマネジメントだと気づきました。そこから、機械と会話ができる荒井さん(※)を口説き落とし、雇える状態を作りました。(※荒井さんご本人に確認すると、そんな能力あったらもっと大きいところへいってます、と謙遜されていました)実際のところ、売上が出始めたのはその年の12月。当時は、来年潰れるのではないかと思っていましたね。
売上を作れたことで、間違いないという方向性を感じ、今のサービスの根幹ができました。僕達もやりたいことがあるので、それもやりつつ、基盤となるように「世のため人のため」と掲げました。

新名:いくつか案はありましたが、これは満場一致でしたね。

蒲生:掘り下げていった根っこの部分がこれだったんだと思います。

創業ストーリー5

どんな会社にしていきたいですか?

新名:自分で考えて作業できるようになってもらえるには、を考えています。自分で考えて形にしていくことがこれから大切な力になります。指示されたことや、決まったことばかりをやっているのではなくて、ある程度を一括して、スタッフ1人1人が責任をもって、考えて日々仕事をしてもらいたいです。それが社風として根付き、各々が自己完結できるような組織を目指しています。それぞれの適材適所を見出し、強みや役割分担がわかって取り組めるといいですね、

創業ストーリー6

蒲生:役割分担は大事ですね。僕は0から1のタネ植え派で、2から7,8くらいまでの水やりや肥やしをやるのは新名の担当。最後の収穫のタイミングは各々で感じ取ってほしいなと思っています。ちなみに、もうひとりの久保は、その土壌を整えた感じですね。ちょっと特殊な価値観の持ち主で、例えるなら野球場でアイスホッケーをやっているようなタイプの人間ですが、根っこはちゃんと繋がっています。元は技術職なので、スタートアップのときにはすごく助かりました。道具や設備などは何が必要なのか、それがあれば何ができるのか等の発想は、彼がいたからこそ作れました。

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